大物との対決

最終更新: 2019年2月1日

今、久しぶりにまあまあ大きな作品を制作しています。


緑色の海に飛び込んでいくみたいな感じにしたくて、

大きさは横60cm×135cmの2枚組。

のれんにしようと思っています。


やっぱりもうすぐ立春で、春が近づいて来ているので

春風に揺れるみたいな作品にしたいと思って。


「私も花見したいなあ〜えへへ」と窓の外は雪の中、妄想です。

暖かい風の吹く中でサーフィンしたい。

海はどこがいいかな?日本海もすごく綺麗な時があるし。

日本海っていうと、「東映」映画のオープニングよろしく、岩場に荒波がバシャ〜ンみたいな。

そういうイメージの方多いと思うのですが、

意外と白砂のビーチもあり、お天気いい日はトロピカルブルーの色していますよ!


そういう訳で(?)今回は日本のどこかの海にしました。

松林の向こうにサーファーが見えるイメージです。

海の色はグリーン。私にとってこの色は結構リアルです。

「今日の海は綺麗やな」と感じる時、

見える色はブルーというよりグリーンに近いです。

おそらく、深い海ではなく、割と浅瀬だからでしょうね。


制作の流れはこんな感じです



1、まず下絵を厚紙に写します。


これまでは厚紙に直に下絵を描いていましたが、これが大変!

描いては消しての繰り返しになり部屋中が消しゴムのカスだらけに・・・

なんとかいい方法はないものかと考えていたらありました!

プロジェクター!

これは私が教師時代によく使っていた手で、学級旗とか看板とかの下書きを実際に生徒が描くときに利用していました。

プロジェクターのいいところは、小さな下絵を大きくしてくれるところ。

線は少々ボケますが、描く位置が知りたいだけなので問題なし。

私は、RICOHのPJWX3351Nを使っています。

買うときにめっちゃ悩みましたが、超いいですこれ!

プロジェクターもピンキリで、安いやつは明るさが不十分だったり、映画を見たときに音がちっちゃかったりするんですが、その点こちらはオールOKです。

しかも便利なのが、WIFIでケータイの画像を転送してすぐ投影できるところ。

ただ、短焦点の割には、意外と写す距離いるんだな・・・と思いました笑



2、布を染める


これがまた大変なんです。マジで格闘です。

この作品の場合、緑の部分がすごく広いので、シルクスクリーンでやるには一度に印刷しきれません。何度かに分けて印刷することになります。そうすると、継ぎ目ができてしまう可能性があります。


なので私はこういう場合、布を直接染めるようにしています。染料を塗りこむっていう感覚に近いです。


先ほど下絵を写した厚紙を切って、染まって欲しくない部分をカバーします。


そして、ひたすらスポンジで染料をゴシゴシ塗り込んでいきます。

しかしこれが臭いんだ。

ただの染料の液だけだと、布の上で滲んでしまってどうしようもないので、インクのように粘りをつけるんですが、今回は「タナバインダー」というシルクスクリーンの布用インクに使う糊のようなものを使用しました。

これがもうキョーレツな科学的激臭で、笑 初めマスクを付けずにやっていたら気分悪くなってダウンしました。アブネ〜です。 きっと手についても良くないんだろうな・・・

でもこうなります。



爪に入り込んだら取れません。

そして部屋は激臭なので、窓を開けて風ビュービューの状態です。

臭いわ寒いわで・・・とりあえずここまでできました。


3、シルクスクリーンでプリントする


大変な思いをして染めた布に、準備していたシルクスクリーンでインクを乗せます。

シャッと刷る作業は本当に1秒くらいで、プリントが失敗したら、これまでの苦労も水の泡、口からも泡吹きます笑

今回は納得いくプリントができてホッと一安心です。








 ©️ATSUKOWORKS   2014