拾われた手ぬぐい

なんか絵本のタイトルみたい。笑


先日は、桜の綺麗な河川敷を歩いていました。

せっかくなので、山に登ろう!と意気込んで知らない道を歩いていたのですが、

思いっきり迷ってしまい、近くのヤマザキショップのお母さんに道を聞いて再出発。


その時そのお母さんが何かを書いていたので訊ねてみると、

だいたいどの新聞にも1面の下の方にコラムがあると思いますが、

その地方紙のコラムを書き写しておられた。

「字って忘れるのよね」と話していて、

私も最近はほとんど字を書いていないなあと気付きました。

前は黒板やノートや、とにかく書きまくる日々だったのに。

最近はメモでもスマホのアプリを使ってしまう。

「ほんとですねえ〜」と相槌を打って聞いていました。


さてそんなやりとりをした後に、

お母さんから断片的に聞いた道のりのヒントを探しながら歩いていて、

ようやく登山口だ!やっとここまで!という時になって、

ふと気づいた。

「手ぬぐいが無い・・・」

汗をかいたので、首に当てていた手ぬぐいが落ちちゃった。


せっかく、ヤマザキショップからすでにひと山くらい坂道を登ってきたのに。


でも、すごく気に入っていた沖縄の紅型染風の手ぬぐい。

仕方なく、山登りを諦めて手ぬぐい探しをしました。


ここで落としただろうなという所にも、無い。

やっぱり失くしたなーと凹んでいると、

パッと見た目の前の手すりに、手ぬぐいがくくりつけられている!

それを見たときにすごく信じられない気持ちでいっぱいになりました。


山を下るときにすれ違ったおばあちゃん、小学生・・・誰がしてくれたんだろう?

親切な方の気遣いで、また会えた手ぬぐい。

知らない土地で、知らない方の暖かさに触れた1日でした。


ちなみに私は、過去に3回財布を落としていて、

3回とも交番に届けてもらっているという奇跡的な思い出があります。

なのでいつも落し物を見つけたら、私も届けてあげようと思っていますが、

今回はまた誰かに助けてもらったなあ。

この場を借りてありがとうございます。


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